第25回沖縄戦跡・基地めぐりのご案内
沖縄県生協連は日本生協連と共催で毎年「沖縄戦跡・基地めぐり」を開催しています。前回から開催時期を春休みの期間中に移行し、沖縄戦の実相や沖縄が抱えている現在の基地問題を次の世代に継承していく事を目的として、親子で参加できるコースを設定しています。一般の方を対象とした2泊3日、3泊4日のコースも引き続き準備しています。
今回は、教科書検定問題もあり、全体会では、沖縄戦の実相・集団自決の証言と語り継ぐ企画も検討しています。ぜひ、この機会にご参加下さいますようご案内いたします。
1.日程・会場・コース・開催規模
- (1) 日程
- 2008年3月25日(火)~28日(金)
- (2) 会場
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全体会会場 3月25日 15:00~17:30
沖縄水産会館 5階大ホール 那覇市前島3-25-39 098-860-2600
那覇空港からタクシーで約15分(1200円程度)
- (3) コース
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- Aコース:「沖縄を知ろうコース」(3/25~27、2泊3日)
- 初めて沖縄の戦跡・基地めぐりに参加される方やなるべく短期間で沖縄を見たいという方を対象としています。
- Bコース:「沖縄を見て聞いて考えるコース」(3/25~28、3泊4日)
- 戦跡と基地問題に関する見学ポイントをできるだけ多く回れるように設定していますので、沖縄について効果的に学習することができます。また、沖縄戦の体験者や基地問題に関わっている人からお話を聞く時間を設定し、沖縄についてより深く学べる内容としています。
- Cコース:「親子で沖縄を学ぶコース」(3/25~27、2泊3日)
- 親子で参加するコースです。子どもが沖縄戦や基地問題についてわかりやすく学べるような運営をします。
- (4) 開催規模
- A~Cの3コース合計で150名を予定しています。
2.開催テーマ
「沖縄を知ることから、これからの日本の平和を考える」
- 沖縄の戦跡と基地を見学することにより、沖縄戦の実相を学び現在の沖縄における諸問題を考えるとともに、これからの平和をめぐる課題について考え合う機会とします。
- 親子で参加することで、親子で戦争体験の継承を考え合う企画とします。
- 沖縄の歴史、自然、文化などに触れることにより、地域文化のあり方を考えます。
3. 2008年企画のポイント
☆全体会では、沖縄戦の実相・証言と語り継ぐ企画とします。
教科書検定問題が取り上げられている中で、沖縄戦の実相を体験者からの証言とそのことを継承・語り継ぐ活動として地元高校生などからの報告等を全体会では予定しています。
☆親子コース(Cコース)は、1日目の全体会も別に開催します。
親子コースは、子どもが沖縄戦についてわかりやすく学べるような運営工夫を行い、全体会も一般コースで別メニュー(別会場)で開催します。また、見学ポイントを整理したワークブックを作成します。ワークブックは、見学して思ったこと感じたことを書き込みながら、沖縄についての理解を深められるような内容とします。
☆Bコース(3泊4日)は、沖縄戦や基地問題についてお話しを聞く時間を設定します。
行程の中で、沖縄戦や基地問題についてお話しを聞く時間も設定します。また、各見学ポイントについて時間が確保できるコース設定を工夫します。
4. 申込み
各生協にお問い合わせ下さい
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